いか@ 和城境 寓 『看猫録』

「発酵するルサンチマンを蒸留して、死の谷を綱渡り」から死の谷以前に再帰

欧州紀行、事情

ウエストミンスター寺院の思い出  2012年

今日、エリザベス2世女王の葬儀がウエストミンスター寺院でおこなれている。ウエストミンスター寺院は10年前に見たことがある。出張でのこと。その出張で5日間通った「クイーン エリザベス II カンファレンス センター」はウエストミンスター寺院の向かいに…

【2013年回顧 ①】 スターリンゴシック: ワルソー、モスコー

今年のブログ投稿もあと5回(ぶどう記録を除いて)。今年のまとめをしないといけない。 今年は、ロシアのモスクワ、ポーランドのワルシャワと他の地方都市と中国の北京に行った。 みんな、旧・現共産圏の都市。 スターリンゴシック建築を確認した。wikipedi…

モスクワっ子は、犬派が多いのか?

この夏、モスクワに行った。 仕事だ。 地下鉄に乗った。用もないのに乗った日もあった。 前回モスクワに行ったときは(愚記事; ポスターは多種類あるから、どれも見逃さないように! )、観光のパックのツアー(ロシアに行った。サンクトペテルブルグとモス…

『勧進帳』を読み上げるヤルゼルスキ、でも、21世紀、『立ち往生』は免れる。

―ポーランドにて、 今年初夏― ▼ 今年、初夏、ポーランドに行った。 仕事だ。 今、普通の日本人に、「ポーランド人で知ってる人は?」と尋ねるとどういう答えが返ってくるのだろうか。 おそらく、ほぼ無回答なんだろう。 特に今、有名な人がいない。 普通のも…

1980年代初頭の日本で、ガウディーは知られていなかったという説

― スペイン、バルセロナのガウディー設計のカサミラの中の展示室で見学する幼いカタルーニアン ― 今年の春に出た、田澤耕、『カタルーニャを知る辞典』 (Amazon)に書いてあった; 一九八〇年前半には私を含め、ガウディーの名を知る人さえほとんどいなかっ…

A famous (well-known) woman named Unknown ; トレチャコフ美術館に行けるかな?

Неизвестная (google) Неизвестнаяの英語訳は、unknownだ。 知らない人。 この絵は4年前に日本に来た (国立トレチャコフ美術館展 忘れえぬロシア; google)。 この絵のタイトルの日本語訳のひとつが、「忘れ得ぬ女(ひと)」。訳し過ぎである。もちろん…

東宮殿下、スペイン(西国)を南へ北へ;あるいは、マドリ―っ子は、みんな高踏派::東南西北揃ったょ

↑まさこさまもついていけない、東宮殿下のスペイン弾丸ツアーがこれだ! 東宮殿下は今頃、マドリ―だ。今度のスペイン訪問は実に、6回目だという。 (おいらは、4回すか行ったことがありません。 露払いができず、ごめんなさい。) (2008年の関連愚記事; …

in 1952年@ぬっぽん"主権"回復, ロンドンで ひと冬, over 1万人死亡、大気汚染で

おいらは、2006年5月に書いた; ■事実、戦後一貫して、4月28日を「日本独立記念日」として祝う風潮は、左右ともに、なかったといえる。む しろ、4月28日を「日本独立記念日」として祝うのを嫌ったのは、保守・体制派であろう。だから彼らは1970年代に…

【2012年回顧 ②】 bonjour !  と言ってみた。

も うこれが生涯最後の機会かもしれないから、もう一度見ておこうと思った。しかし、そここそが惨憺たるありさまだったのである。あの円形の部屋いっぱいに 人々が犇き合い、あらゆる言語で声高に喋り、叫び、絶えず写真を撮り、自分のカメラと彫像の間に介…

セコムしてました、ロンドン。一方、演技に現(うつつ)を抜かしていた、ロンドン塔

図1 テムズ河の対岸から英国会議事堂・ウエストミンスター宮殿の画像を撮った(下記)。 そのときその議事堂の対岸には古めかしい建物、すなわちロンドンに19世紀の雰囲気を求める酔狂なお上りさんの期待をうらぎらない建物があった(図1)。プラタナス…

spin827、スピンハチニナナ

7月にアムステルダムに行ったとき(愚記事:アムステルダム再訪)、見た張り紙。 今だに、謎。 Google 画像 ⇒ spin827 ▼ make it rain !! ⇒ イメージ@google画像 外国語、特にスラングはイメージで自らのものとするのが肝要です。 (関連愚記事; なぜ、ミ…

ろんどん、という表記、そして、パクリと父殺しと謝罪参り???

杖をついて英国議会に頭を垂れるじいさん。 まわりこんで、下から御尊顔を撮ってみた。 ■ そのチャーチルと会って話をしたことがある日本人って何人くらいいるんだろうか? 少なくともその一人が、重光葵である。 昭和16(1941年)年2月、重光葵駐英大使とチ…

倫敦参り・2012、あるいは、漱石(1900-1902)がロンドンで見なかったものども

9月はロンドンに行った。 デジカメ画像集から、「漱石(1900-1902)がロンドンで見なかったものども」を3点示す。 もっとも、伊藤博文が"ロンドンで見なかったものども"という表題でも成り立つのだが...。 ▼ 「漱石(1900-1902)がロンドンで見なかったものども…

モンドリアン再見; 四半世紀ののちに

― ハーグ市立美術館、モンドリアンブース― ― ハーグ市立美術館― オランダの辺鄙な街での出張業務の後、アムステルダムへの帰途、ハーグで途中下車。 ハーグ市立美術館はモンドリアンのコレクションをもっている。ただし、ニューヨークブギウギ(google)など…

アムステルダム再訪; スピノザ像参拝

- 図1. アムステルダムのスピノザ像 - おいらは、アムステルダムに縁がある。今回で3回目だ。外国の街で、長期滞在した街を除いて、これだけ何度も行くのは、6回行ったデリー(愚記事群:インド記)や観光も含め行ったマドリッド(3回行った)以外では、こ…

『キリスト教の真実』、あるいは、パリでアリストテレスが痴人の愛に墜ちるまで

『トマス・アクイナスの勝利』 (部分)[1]、ベノッツォ・ゴッツォリ Benozzo Gozzoli1471年作、 ルーヴル美術館 ■ 竹下節子、 『キリスト教の真実: 西洋近代をもたらした宗教思想 』(ちくま新書) Amazon筑摩書房の喧伝ページ⇒「本書から学ぶべきことは た…

受難; 耶蘇の真実、あるいは、i SAW her standing there!

-Martyrdom of Saint Julitta with a saw-(聖ジュリッタ(母=her)の のこぎり引き による殉教)[部分] ジュリッタとクイリコ母子の殉教を描く絵画(全体↓) ―『Altar frontal of Saint Quiricus and Saint Julitta from Durro』 (ドゥーロの礼拝堂の祭壇板絵- …

日本で見ないもの; ヴォルヴィック [ボルヴィック] いちご風味

おふらんすで、見つけたもの; ヴォルヴィック [ボルヴィック] いちご風味@逆子生まれ;下記画像参照↓ おふらんすにあった。自販機にあった。 でも、自販機だけではないのだ。おふらんすのカフェで「ミネラルウヲーター」を頼むと、 "シロップ"を入れるか?…

ピレネーを越えてみた、 【その2】

ピレネーを越えてみた、【その1】で、ハカにたどり着いたおいらは、5日後にペルピニャンにいた。ペルピニャンはフランスの地中海の街。 理由は、ピレネーを越えてみた、【その2】 を実行するためだ。 ペルピニャン ペルピニャン そのペルピニャンから、ヴィ…

ピレネーを越えてみた、 【その1】

ピレネーを越えてみた。と言っても、巡礼者のように歩いたり、登山者のようにピレネーの山に自分の手足で登ったり、縦走したりしたわけではない。ただ、ピレネーを越える乗り物で物見遊山しただけなのだ。ピレネーはフランスとスペインの境にある。フランス…

トイレの消火器、あるいは、白い村のアカについて...

-2011年、スペイン/アンダルシア、いわゆる「白い村」の"観光案内所"のはばかり -2011年、スペイン/アンダルシア、いわゆる「白い村」の、その"観光案内所"[@消火器多し]の屋上からの眺望- なぜかしら、消火器(しかも巨大!)多し。 燃えやすいのか!白い…

アムステルダムで、約半世紀前の日本版Beatlesアルバムを見た

なぜだかわからないが、画像がアップロードしない。 でけた。ただ、おいらが画像のサイズを縮小せずそのままだったので、1メガを超えていたのだ。やっぱ、おいらはまぬけだ。 今年、夏、アムステルダムに行った時、そう中心街でない街を散歩してたら、中古レ…

スペインの本屋II; 谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』には柿の葉寿司の作り方が詳細に書いてあるんょ。

「スペインの本屋」に続く第二弾; スペインの本屋II。右の1Q84はいうまでもなく、村上春樹。左は、谷崎潤一郎であることはわかる。表題を調べたら、陰翳礼讃だった。スペイン語人はどういうつもりで「陰翳礼讃」を読むのだろうか?ちなみに、このスペイン語…

流浪と近代、そしてそのゆくえ...、なにより、隠れ家

『近代ヨーロッパの誕生』という題は結構大胆なのではないべか、とおいらは思った。経済史学的考察である。経済だけで近代の誕生を語ろうとしているのだろうか?と思った。さては、経済バカのすとつばす当たりの御出自かと邪推した。そうしたら、同志社大学…

すれすれ; アンダルシアのバス

- キチガイっていうから、キチガイになった、 ikagenki - ■― 太陽は、わたしの頭の中を思想のかわりをする鉛で満たすと同時に、わたしの頭を空っぼにした。アンダルシアは美しく、暑く、そして不毛だった。わたしはこのアンダルシアをその隅々まで跋渉し尽し…

スペイン人は琵琶(びわ)は食べない。食べるのは、枇杷(びわ)だっちゃ。

愚記事;スペイン人は みりん を使う。 に続く、第二弾。スペイン人は琵琶(びわ)を食べる。 スペインの八百屋でびわを売っていた。アンダルシアで栽培し収穫しているらしい。 中国南西部の原産で、トルコ、レバノン、ギリシャ、イタリア南部、スペイン、フ…

プラド美術館のベラスケス門は、夜開く...

20:00のプラド美術館、ベラスケス門(ちなみに、日没の30分あまり前)。 スペインは、マドリッドのプラド美術館は毎夕、18:00-20:00タダで入れる。閉館が20:00。その時、いつもは閉まっているベラスケス門の玄関の扉が開かれ、タダ見の客がどっと外にでる。…

スペイン行った、2011

コルドバ・カトリック大聖堂>> スペインに行った(生まれて3度目の海外観光旅行)。2年ぶり(・5月、ビルバオで)、3回目(・スペインの本屋)。 コルドバのキリスト教大聖堂の見物に行った日、ウサマ・ビン・ラディンが米軍に殺されたということで、タブロ…

なぜ、鰯は埋葬されるのか?

ゴヤの『鰯の埋葬』。鰯が全然出てこない。どこが、鰯の埋葬なんだべ?調べた。鰯の埋葬は、スぺイン語で、Entierro de la sardina。カーニバルの最終イベントらしい。鰯は祝祭の"過剰"の象徴であり、蕩尽されるべきものという役割らしい。焼いたり、埋めた…

BONSAI世界に根付く

―スペインのグラナダにて、2009年― BONSAI世界に根付く#1 2010年12月27日 夕刊 日本の盆栽がアジアや欧州で人気を集めている。植木を含めた輸出額は今年、過去最高となる勢いだ。香川県などの産地では外国人バイヤーを招いた商談会を開催。市場が縮…